日本の夏にピッタリな、麺類といえば「そうめん 特集！」～日本全国そうめんブランドのご紹介～

三輪そうめん（奈良）
三輪そうめんは、そうめん発祥の地といわれている奈良県桜井市三輪地区で作られています。高級ブランドそうめんとしても人気で、贈答品としても広く利用されています。

揖保乃糸（兵庫）
日本最大のそうめん生産地帯でもある、兵庫県龍野市近辺で生産されています。そうめんとしては、トップクラスの知名度を誇ります。手延べそうめんとして有名な揖保の糸は、帯のカラーでランク分けされており黒が最高ランクといわれています。

小豆島そうめん（香川）
観光スポットしても有名な、瀬戸内海に浮かぶ小豆島で生産されています。酸化しにくい胡麻油を使って延ばしており。島の光、瀬戸の風などのブランドが有名です。

島原そうめん（長崎）
長崎県南島原市などが生産地です。そうめんの生産量は全国二位です。古くから三輪にも供給されていた実績もあり品質が高いことでも知られています。

備中そうめん（岡山）
備中のそうめんは鴨方そうめんとも呼ばれています。岡山県浅口市周辺で生産されており、良質の塩と水、小麦などが揃っていたことから一大産地になりました。同産地では、備中うどん、鴨方うどんなども生産されています。

五色そうめん（愛媛）
色つきのそうめん発祥の地といわれている伊予節にもうたわれる名物です。白に加え、赤（梅肉）、緑（抹茶）、黄（鶏卵）、茶色（そば粉）の五色が彩りを添えています。

卵めん（岩手）
読み方は「らいめん」と呼びます。岩手県盛岡市、奥州市一体で古くから作られている個性派のそうめんです。卵黄と小麦粉を混ぜて麺をまぜているので黄金色の美しい麺が最大の特徴です。

白石温麺
仙台で古くから作られている名物そうめんです。長さ１０センチ程度の短い麺で、製造に油はつかわないそうです。

大矢知手延べ素麺（三重）
冷麦の産地としても有名な三重県四日市市大谷知地区で生産されています。ミネラル分が豊富な朝明川の水は麺づくりに適した地方の人気の秘密です。

稲庭そうめん（秋田）
人気の稲庭うどんで有名な秋田の麺処です。稲庭うどんとほとんど同じ製法で作られており、油は用いていないのが特徴です。

大門素麺（富山）
麺を伸ばす際に油を一切使わない製法で作られています。麺の状態は一般的なまっすぐの束ではなくワイヤー状になっています。